採用

2025.06.05

「子ども未経験から、医療的ケア児と向き合うBuranoへ。ひとりで抱えず、悩みながらも子どもと一緒に一歩ずつ前に進む毎日」

 


Buranoのスタッフとお仕事紹介 (介護福祉士 小野寺)

 

Buranoでは、より多くのお子さんの受け入れを目指して、複数ポジションでスタッフを募集しています。

 

Buranoではどんな人が働いてるの?Buranoで働くってどんな感じ?働く場所としてのBuranoを少しでも多くの方に知っていただきたく、今回は、介護福祉士として入社し5年目を迎える小野寺にインタビューしてみました。身体障がい者や高齢者と接する職場からBuranoに転職した小野寺が入職に至った経緯や入職後に感じていることとは?ぜひご一読ください。

 

ー小野寺さんは、子ども未経験からBuranoに入職されましたが、どのような道のりでBuranoにたどり着いたのでしょうか。

 

小学生のころに地元の和太鼓チームに所属していて、高齢者施設で太鼓をたたく機会が何度かあったことが福祉の業界に興味をもったきっかけです。施設で利用者さんの笑顔を見るうちに、お年寄りとかかわる仕事がしたいと考えるようになりました。

 

高校で介護福祉士の資格を取得し、卒業後は身体障がい者の入所施設に就職しました。その施設で実習を受けたときに、スタッフも利用者さんも明るい人が多く、楽しく働けそうだと感じたんです。そこでは30代~90代の幅広い年齢層の利用者さんの対応をしていました。

 

3年間働いたのち、ほかのところでも働いてみたいと思い、高齢者デイサービスの施設に移りました。そこで働いていたときに、医療的ケア児のデイサービスで働いている母から、母の職場の見学に誘われて参加してみたのが、初めて医療的ケア児と接する経験になりました。

 

それまで全くかかわったことのない分野でしたが、もともと興味はありました。身体障がい者や高齢者の施設では、現状維持を目的として、安定を重視しながら落ち着いた生活を送れるようサポートすることが大切にされています。一方、子どものケアにおいては、成長という観点があり、子どもの変化を見ることができます。実際に見学に行ってみて、この点にこれまでの職場とは違った魅力を感じました。

 

ただ、母と同じ職場は嫌だなという気持ちがありました(笑)。そんなとき、母の施設に通っているお子さんのひとりが、Buranoにも通っているという話を聞き、Buranoの存在を知りました。まずは気軽な気持ちで見学に行ってみたのが最初のBuranoとの出会いです。

 
 

ー見学に行ってみた感想はいかがでしたか?

 

正直なところ、想像していたよりもケアのレベル・度合が高くて、最初は戸惑いました。呼吸器をつけているお子さんを見たりするのはこの時が初めてだったんです。それまで子ども対応をしたことがなかった自分には、少しハードルが高いように感じました。

 

そこで、見学後に、不安な思いをBuranoの方に率直にお伝えしてみました。その際に、Buranoでは子ども1人につき1人のスタッフをつけ、1対1のかかわりができる配置になっていることや、子どもに対してスタッフが十分にいる体制で運営していることなどを教えていただきました。以前の施設では、40人の利用者さんを2人のスタッフで見るような体制があたりまえだったため、自分が分からなくても、たくさんのスタッフで協力しながら子どもに対応できると聞いて、大きな安心感を得ることができました。また、慣れるまでの間、看護師さんと一緒に動けるように体制も整えてもらえるとのお話もいただき、入職を決めました。

 
 

ー実際に入職してからは、どのように感じていますか?

 

入職後は、看護師さんから、呼吸器をつけているお子さんの注意点や、発作の症状についてなど、一つひとつ丁寧に教えていただき、入職前の不安はすぐに解消されました。医療的ケア児のみならず、子どもとの対応経験もなかった私にとっては、そこも心理的ハードルとしてありましたが、看護師さんからのサポートに加え、保育士さんからも、子どもの保育や発達、かかわり方などについて教えていただき、分からないことは都度相談しながら接し方を身につけていくことができました。

 

これまでとは全く違う分野なので、保育や療育という点では、今でも悩んだり迷ったりすることがあります。そもそも何をすれば良いだろう、子どもたちのためになることは何だろう、と考えることがたくさんあります。でも、保育士やほかのスタッフと都度相談しながら解決していくことが自然とできる職場なので、ひとりで抱えて悩んだりすることはなく、悩みながらも一歩ずつ前に進んでいる感覚があります。

 
 

ー悩みながらも前に進んでいけていると感じた具体的なエピソードをひとつ教えていただけますか?

 

エピソードはたくさんありますが…会話はできないものの、少し体を動かすことができる子どもとのエピソードをお話させてください。目線を動かすなどで以前から一定の意思疎通はできたものの、目線だけでは分かりづらい場面もあり、明確に意思疎通できる方法はないか、スタッフみんなで考えたことがありました。あるときスタッフのひとりが、「手をにぎったらYes」「ゆるめたらNo」として意思表示してもらうのはどうかと提案してくれたんです。それを子どもに伝えて習得してもらい、全スタッフにも浸透させることで、その子の意思をしっかりと確認できるようになりました。

 

これは、そのスタッフが、子どものことを日々よく見ていたからこそ、「この子なら手をにぎることができる」と気づいて提案できたことだと思っています。Buranoに入職して、子どもたちの反応を間近でしっかりと見られるのは、これまでと大きく異なっている点だと感じています。前職までは、日々業務に追われるのがあたりまえで、利用者さん一人ひとりとじっくりかかわることはなかなか叶わなかったので、この点はすごく新鮮です。私自身も子どもの表情を読み取れるようになったり、子どもがこれまでできなかったことができるようになっていることに気づけたり、毎日嬉しい変化も実感しながら子どもたちと接しています。

 
 

ー最後に、この記事を読んでいる方へのメッセージをお願いします

 

私もそうでしたが、医療的ケア児の対応が未経験でも、看護師スタッフがサポートしてくれたり、療育についても保育士スタッフが見守ってくれているので、過度に心配せずに、まずは話を聞いてみてほしいと思います。

 

私自身は、未経験でも入ってみて本当によかったと思っています。母親からも、「すごく楽しそうに仕事するようになったね」と言われるほどです。これからもBuranoで仕事を続けていきたいと心から思っていますし、皆さんにもぜひBuranoでのお仕事をおすすめしたいです。

 

子ども未経験から、医療的ケア児に向き合うBuranoに飛び込んだ小野寺が、チームの協力を得ながらキャッチアップし、充足感をもって働いてくれていることは、Buranoとしてもありがたく思っています。あっという間に5年め突入。ベテランとして活躍しています!このような仲間が1人でも増えてくれると、大変嬉しいです。

 
 

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