kikka

2025.06.11

家にいながら、一歩踏み出す〜専業主婦だった私が見つけた仕事の喜び〜


自分のために使えるお金がほしい。

専業主婦なら、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。美容室に行ったり、洋服を買ったり、息抜きにカフェに行ったり。そんなちょっとした贅沢に後ろめたさを感じてしまう……。私もそんなふうに感じてしまう一人でした。前職は看護師をしていましたが、出産を機に退職し、子育てに向き合う毎日。地元を離れ、頼る人もなく、夫は仕事で忙しいこともあり、「働く」ということに対して、あまり前向きに考えることができないでいました。

  

そんな私に「自宅でできるパソコンのお仕事があるけれど、やってみない?」と、前職の先輩が声をかけてくださったのが、2020年3月のことでした。当時の私は長男の幼稚園入園を間近に控え、ようやく一人の時間ができるというタイミングに加え、「フルリモート」「完全出来高制でノルマがない」という仕事内容にひかれ、思い切って挑戦してみることにしました。

 

パソコンの知識は最低限しかありませんでしたが、代表の秋山さんや、kikkaのママさんたちに導いてもらうことで、無事、音声データの文字起こしからお仕事をスタートさせることができました。働き始めてみると、報酬よりも、労働の実感を得られることが想像以上に嬉しく、時間も忘れて作業に没頭したことは、今でもよく覚えています。

 

また、作業に慣れてきたころ、整文チームの増員の話があり、思い切って手を挙げたところ、ありがたいことに選んでいただけました。それだけでも十分嬉しかったのですが、後日、「誰も手を挙げる人がいなかったら、あなたにお願いしようと思っていた」と声をかけてもらったのです。その言葉を聞いたとき、「作業は一人でも、見てくれている人がいる」と感じ、大きな自信とやる気をもらえた忘れられないエピソードとなりました。

 

現在は、パソコンでの事務作業(名簿やホームページ管理、メール対応など)をメインに行っています。2歳の次男を自宅で保育しているため、作業にまとまった時間をかけられないこともありますが、早朝・深夜、お昼寝中など、すきま時間を見つけて、自分のペースで仕事をしています。

 

私がkikkaに携わってから、早5年が経ちました。不慣れだったパソコンでの作業も、少しずつ慣れてきたように感じます。

 

「働きたいけれど、自分の希望に合った職場が見つからない」「子どもが小さいうちは家にいてあげたい」「家族の体調や行事に合わせて、フレキシブルな働き方をしたい」こんなふうに考えているママは、私だけではないと思います。

 

kikkaでは、理解ある仲間たちと、協力してお仕事ができます。最近では、記事を書くための勉強会に参加させていただき、今回このようなエッセイを書く機会も頂きました。また、「自分たちで仕事を獲得しよう」と活動されているママたちがいたり、kikkaでの経験を活かして新たなお仕事を始める方がいたりして、画面の向こうからたくさんの刺激をもらえます。

 

母親になっても働くことを諦めなくていい。kikkaは「ママに働く喜びときっかけを」という理念を体現している、すばらしい職場です。これからも家族と自分を大切にしながら、働いていけると確信しています。

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